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おつかいへのパーマリンク

2011 年 9 月 2 日 金曜日

今日仕事で、ある公園のそばを通りました。桜がたくさんある公園で桜祭りの時期には屋台が並んでとてもにぎやかになる場所です。子供の頃はよく行きましたからとてもなつかしい感じがしました。ふと、ある出来事を思い出しました。あれは小学校1年生の春のことです。その公園の桜祭りの何日も前から、母にわた飴を買ってもらう約束をしてとても楽しみにしていました。

ところが当日、当時赤ちゃんだった妹が熱を出してしまい連れて行ってもらえなくなってしまったのです。たかがわた飴、されどわた飴。1年生の私には悲しくて悲しくて、ダダをこねることもできなくてただ泣いていました。すると母が「自転車で一人で行ってごらんなさい。」と言うのです。「道がわかんない。一人じゃ行けない!」また泣きます。「お前には目と耳と口があるでしょう。わからなかったら大人に聞くのよ。桜祭りはどこですかってきいたら誰でも教えてくれる。」そんなこと言われても怖くて行けません。しばらく泣いて、でもどうしてもわた飴が欲しかった私は考えを変えました。

「あそこの角の魚屋さんまでは行けるから、わからなかったら魚屋さんに聞けばいい?」「それで行けるよ。魚屋さんのおじさんはいい人よ。」その先はあまり覚えていないのですが、無事にわた飴を買って帰ったのは確かなようです。当時27歳だった母。偉かったなあと思うのです。小学校1年生なんて、赤ちゃんに毛が生えたようなもの。よくぞ諭して一人で行かせたものです。いわば『初めてのおつかい』ですね。私と母の大切な思い出です。

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